さてさて・・・実際に越後湯沢まで足を運んで、
外観だけですが、その立派さを見てきました。
別荘ならばやはり贅沢であるが、住むとならお買い得では?と思われる格安リゾートマンション・・・。
問題点を挙げていきましょう。
1.当たり前ですが都市部ではないため、日々の生活で車が必須。
買い物にも医療機関に行くのにも車が必須。車生活に慣れている人には問題なさそうですが、高齢で運転できなくなった時にどうするのか?という問題もあります。
ま、これはリゾマンというよりも、過疎地すべてに共通する不安ですね。
あとは物件によっては、駐車場代が1日いくらと取られる場合があります。
そもそも「住む」ことを想定していませんので。
前回、前々回で紹介した2つの物件については、駐車場代は1台目については無料のようです。
2.管理費等が高い
豪華設備があるため、普通のマンションよりは高いです。
修繕積立金と合わせて、月々3~4万円は覚悟です。
地方都市や首都圏郊外のワンルームマンション並の家賃です。
同じ月支払金なら豪華な方がいいと考えられるかどうか・・・ですね。
買ってしまえば更新料などは発生しませんし。
毎年の固定資産税は5~6万円程度のようです。
3.管理費+修繕積立金の滞納問題
所有者の中には、バブル期に買ったはいいが維持費が払えなくなって(払いたくなくて)滞納している人も多いらしいです。
未来永劫、管理費等を払い続けるよりは、二束三文で売り出した方がいいということで、値崩れしているわけですので・・・。
その滞納があまりにも多いと、別の所有者が不足分を肩代わりするケースもあるようです。
また、修繕積立金がちゃんと積み立てられていないと、大規模修繕の際に多額の持ち出しが発生してしまうことがあります(´A`)
購入の際には、不動産会社に「管理費等の滞納がないか」を確かめておくといいでしょう⊂(^-^)b
管理組合がしっかりしているかどうかも重要なようです。
前2回で取り上げた2つの物件は、投げ売りされている中でも優良物件ですから、このあたりは大丈夫そうですが・・・
きっちり確認は必要ですね⊂(´A`)⊃
4.買ったが最後、手放せない
いざ何らかの理由で別の土地に行かねばならなくなった時、簡単には買い手が見つかりません。
グランドウイング舞子高原のような豪華物件でも難しいと思われるのに、廃墟同然物件だと0円でも厳しいかもしれません⊂(´A`)⊃
引越ししても延々と管理費がむしり取られていく・・・ホラーですね。
5.リゾート利用者との対立
これはあくまでネット上の噂ですが・・・
基本的にはリゾート仕様ですので、完全居住者との軋轢があるらしいです。
まあ、お互いのことを良く思わない方々がいるってことですね。
リゾート利用の方が管理組合の会合になんて参加しないでしょうし・・・。
—————————————————————————————–
え~、とまあこんなところです。
安易に決められるようなものではないということですね。
カリスマニートのphaさんも、熱海の投げ売り物件を別荘として購入しましたが、管理費を払うのがきつくて手放したようです。
「手放せた」から良かったですけどね。
個人的には別荘としてじゃなくて、「居住」すれば良かったんじゃない?って思うのですが・・・。
今後時間があれば、南房総や富士山麓・伊豆などの別荘地にも出向いてみたいものです。
※この記事は前身ブログの記事(2013年5月掲載)を一部修正したものです。
あくまで当時の情報であることをご了承ください。
↓↓越後湯沢の最新情報です!
この記事へのコメントはありません。