バブルの遺産

リゾートマンションに住むという選択肢~苗場編3

 

苗場編12で苗場の物件を色々と見て回ったわけですが、
住むとなったときの環境を考えてみたいと思います。

まずコンビニは1件もありません。

大きなスーパーやホームセンターなども皆無。

そういえば、物件を巡っているときに国道沿いに小さな商店が1件あった気がする。
シャッターの下りた飲食店、営業していないホテルに混じって1件、電気のついている店があった。

そうか、あの店が生命線なのだろう。

そう考えてお店に行ってみた・・・

 

え~と、スナック菓子、カップ麺、飲み物、酒、つまみ・・・

補助的な食べ物しか置いていないではないか!

フツーに食べるものに困ってしまうぞ。

 

更にはこんな貼り紙の出ている店舗も

 

つまりハイシーズン以外は営業していないということです。

うん、ここはやはり「リゾート地」だ。

住む、定住に適した土地とはいえないのでしょう、、

飲食店もない

まあペンションと一体となったようなレストランはあるみたいですが、、

あと温泉もありました。
こちらは結構人が出入りしている様子でした。

湯沢市街に住んでいる方たちなのでしょうか。

 

ヴィラ苗場クリスタル1号館のようにレストランがある物件もありますが、
毎日そこで食事というのもねえ・・・

やはり日々の食料品や生活用品は湯沢市街まで車で行き、調達してくるしかないのでしょう。

湯沢市街までの道のりは、三国峠とは打って変わってなだらか。
快適に走れます。
車で30分、20kmほどでしょうか。

その他、金融機関としては郵便局があります。

病院はありません。

 

車に慣れている人なら、絶対に住めないというわけではない。

特に地方の町村部で育った人などは、まあこんなもんでしょ、といった感じかもしれない。

・やや厭世的な、そこまでいかなくとも、自然が好きで人混みを避けたい方
・自然に囲まれて暮らしたいけど、住居は近代的じゃないとダメなのよって方
・ノマドワーカー、もしくは年金生活者の方

このあたりの条件を兼ね備えた方ならば、意外とハマるのでは??
そんな印象を受けました。

ただ、そういった方々でも、湯沢市街ではなくあえて苗場を選ぶ理由というのがあるかというと、ちょっと思い浮かびません。

 

湯沢であれば、スーパーや飲食店がある。病院もある。
隣の南魚沼市にはイオンがある。

そういった俗世からもっと離れたい人向けといったところでしょうか。

あとは値段くらいしかない。
その値段も特別積立金とやらで、必ずしも10万円ポッキリというわけでもない。

もう一つ、苗場には毎年7月にフジロックフェスティバルという音楽のイベントがあります。

いわゆる「夏フェス」の一つですが、その中でも大きな部類に入ります。
3日間のイベントなので、テントを張って過ごす人も沢山います。

その3日間のために数十万円をだして、苗場の物件を購入する人もいるらしいです。

「残りの期間は、スキーシーズンは賃貸で借り手が付きますから、管理費くらいは出るかなという感じで。もちろん、ウインタースポーツ目的で買われる方も多いです」(ミナカロ)

最近では外国人旅行客の急増に目を付け、購入した物件に外国人旅行客を宿泊させて稼ぐという手法もあるらしい。
(現時点では違法かも)

インバウンド消費の活況がこのまま続き、「民泊」の法整備が進めば第二の投資ブームが苗場・湯沢に来る、なんてこともひょっとしたらあるのかも。

なんというか、経済とは面白いものです。

興味ない人には全く興味ないんでしょうけど、私はこのあたり、とても興味深く感じますね。
ロマンすら感じますよ。

バブル期に数千万円で購入した人には申し訳ないですけど。

 

腹が減っても食うところがない。
車で30分かけて湯沢に着くころには、すっかり日が暮れていた。

湯沢ICから高速に乗り、道路脇に林立する高層マンション群を眺める。
電灯がついている部屋は1割くらいしかありませんでした。

それはつまりそういうことなのだろう。
「リゾートマンション」なのだから。

定住者が増えているといっても、その程度ということなのだろう。

とはいえ、苗場も湯沢も、ハマる人にはハマるのではないでしょうか?
メリット・デメリットをきっちり把握したうえで移住するのであれば、特に湯沢は快適かもしれません。
いわゆるステレオタイプな「田舎暮らし」とは一線を画すライフスタイルなのではないかと思うのです。

ちなみに苗場も湯沢もほとんどの物件がインターネットの光回線対応、スマホもLTEが使えます。
(私はドコモユーザーなので他社の電波はわかりませんが)

上の方でも書きましたが、自然が好きなノマドワーカーさんとか。
相性がいいんじゃないですかね。

都会が恋しくなれば上越新幹線で東京に行けますし。
もちろん、きっちりとした下調べは必要ですけどね!!

こんな感じで、越後湯沢&苗場のリゾートマンション巡りと
移住・定住についての考察は一旦これで完結!

しかしこれからも常にアンテナは張っていたいと思います!
数ページ読んでくださった方々!ありがとうございます!

参考文献:「港区ではベンツがカローラの6倍売れている~データで語る格差社会~」清水草一著(扶桑社)

※この記事は前身ブログの記事(2015年11月掲載)を一部修正したものです。
あくまで当時の情報であることをご了承ください。

リゾートマンションに住むという選択肢~越後湯沢編1
リゾートマンションに住むという選択肢~越後湯沢編2
リゾートマンションに住むという選択肢~越後湯沢編3
リゾートマンションに住むという選択肢~問題点編
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